ウルトラへの道④

2014年04月29日

いつの間にか始まりの4月が終わりを迎え、塾としては本当の戦いの日々(中間テスト対策)が近づいております。卒業した一期生たちも、クラブ活動や高校生活に慣れるころです。この頃、第一の壁が目の前に見えてまいります。

『○○クラブで全国を狙う』など思っていても、中学生と違い、高校世代の一学年違いの先輩とは、体力も精神力も桁違いの差を痛感するはずです。高校生と言えば、実際世間ではプロ活動をしている子もいるのですから・・・

どんなに結果が出ていないクラブに入ったとしても、この差に自分の力の無さを痛感し、落ち込むこともあるでしょう・・・。また初心者として入部した子は、練習と結果のギャップに悩むこともあるでしょう・・・

でも、辞めるなよ・・・高校生活をバイトで送るなよ!ただ家庭の事情などある方は別やで!

もし、高校生活をお金のことをそれほど考えることをしなくてよい環境にいるなら、高校三年間という多感な時期を同世代で送れるたった一度の時期なのだから・・・

そんな自分も、デブでしたし、運動音痴でもありました。小学生の時は、運動会ではあまりにも走るのが遅いので、女の子と一緒に走っておりました。そんな自分が、高校三年間運動クラブに入っておりました。

当然一度もレギュラーになることはありませんでした。後輩が試合を出ているのを何度も見ながら、何度も苦しみ、もだえ、それでも日々練習に明け暮れ・・・決して満足した高校生活ではありませんでしたが、今の自分の肥料になっている三年間だったと・・・。

なぜこのような駄文を書きだしたのか・・・数日前に二期生たる中三の保護者懇談会を行いました。その中で○○部をしたいのでいきたい高校がある。最初私はこの志望理由に異論がなかったわけではありませんでした。が、懇談後、再度自分の世界でその時に会話を反復した時に、先ほどの自分がよみがえってきました。だから、きっとその子にも言おうと・・・『途中でやめるな!』。たとへ、高校三年間、裏方として終わったとしてもなげだすなと・・・

さて、私自身も5時間で走っていた距離を今では3時間ちょっとで走りきるようになっております。3時間走り続けている中で何度も繰り返して聞いているのが、この曲です。

歌詞で走りながら何度も涙がこみあげてきました・・・最近のマイブームであります。

言葉を紡げる方は素晴らしい・・・<(_ _)>